天然水で作ったカルピスに、水道水で作った氷をいれて飲んでマス。
こんにちわ。ぼくデス。
透析中は、飽きるほど時間もあることだしってことで、
最近は透析中に読書をしてマス。
で、折角なノデ、これまで読んだことのないジャンルや作家さんの作品を
これからは読むことにしょうと思い、
本屋に行っては、手当たり次第に本を漁っておりマス。
条件①読んだことのない作家の本
条件②タイトルが気にいった
基本はこの2点だけデス。
たまに、周知の作家の本も買いますガ。
今回はこれ。
家族の言い訳 森浩美(双葉文庫)
森浩美ってどっかで見た名前だなあ?と思いながら最後まで読んで、
スマップの作詞家だった!と思い出した。
「SHAKE」とか「青いイナズマ」とか書いた人。
まず、とびらを開くと、
「言い訳をいちばん必要とするのは家族です」。
いきなり目と心に突き刺さりマス。
家族に悩まされ、家族に助けられている。
誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。(解説)
とあるのだけど、「家族」を取り上げた短篇集が8本。
まぁ、よくできているわけですよ。
ぶっちゃけ、文章は平易。特筆すべきものはありまセン。
でも、無駄や飾りっけのない文体は読みやすく、
心理や状況の描写は決して洒脱ではなく、むしろ的確。
そのぶん、いちいち物語が心にしみるのデス。
なかなかのテクニック。
うわー、ぼく、上から目線! (←得意デス)
うわー、ぼく、上から目線! (←得意デス)
でも、泣けるのデス。
透析中、読みながらボロボロ泣きましたヨ、ボクは。
「ホタルの熱」「おかぁちゃんの口紅」「イブのクレヨン」はとくに。
小難しくも、文芸的でもなくても、
最後はホッとする読後感が良いものばかり。
ホッコリしました。
やっぱ、このテの話は好っきやわー。
なんていうか、家族にもっと優しく生きなければ、と思いました。
なんていうか、家族にもっと優しく生きなければ、と思いました。
うわー、ぼく、いいヤツ!(のフリ)(←得意デス)
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