雨の日は雨を愛す。

人生、晴れの日ばかりじゃないから、雨の日は雨を楽しむ。感謝する。
2014年に透析ライフがはじまった、言うことだけは綺麗で一丁前なぼくの透析ブログなのデス。フフーン。

BOOK

また会う日まで

うな重の看板をうなしげ、
トンカツの和幸をかずゆきと読む友人。

こんにちわ。ぼくデス。


今回はこれ。
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また会う日まで 柴崎友香(河出書房新社)

ぼくは小学生の頃から時代劇が大好きで、
必殺シリーズは欠かさず見ていました。
ほかにも影の軍団、江戸を斬る、隠密同心、水戸黄門・・・。
昔は、面白い時代劇がいっぱいありました。

いまも映画やドラマで時代劇をたまにやってますが、
昔はいまのように、文学性や情緒みたいなものはなく、勧善懲悪。
とにもかくにも、面白さや楽しみ方がわかりやすかった。
YOU、悪いやつはやっちゃいな!的な。

そして時々こんな台詞にお目にかかるのです。
「つまらぬものを斬ってしまった」

この本を読んだ感想は、まさにコレ。
「つまらぬものを読んでしまった」。

強引な結末を用意することもなく、
敢えて、ドラマティックな展開もせず、
登場人物の会話や街の風景を、淡々と描写するテクニックは見事なのですが、
読んでて共感する部分が見つからない。
最後の1ページまで、見事にぼくとは噛み合わないまま読み終わってしまいました。
読む、というよりも目が文字を追った、って感じ。

好きなのになぜか会えない人がいる。恋よりも特別な思い。

そんな帯を見て買ったぼくのハードルが高かったから?

全編通して、登場人物の会話が関西弁だったのも、噛み合わなかった一因。
もっとも、この作者は、淡々とした日常&関西弁が特徴らしいので、
仕方がないといえば仕方がないのですが。

ただ、この本を読んでみて、
自分が本(読書)に、なにを求めているのかが
少しハッキリしたような気がします。

そういう意味ではちょっと感謝。
貴重な本と読後感になりました。


えっと、最初はもうちょっと辛口に感想を書こうとしてたのですが、
書きながら、↓に気づいて、慌てて手をゆるめました。
このブログを読んでくれてる人が毎回思っていること。

「つまらぬものを読んでしまった」。



ほんと、いっつもゴメンナサイ。゜゜(´□`。)°゜。
doge




 
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寂聴 仏教塾

歯医者の待合室にいたら、ギャル男(いまさら!!)が受付で
「はつぅー」がひどくて、と言ってた。

それ、

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> しつう(歯痛)! <
 ̄YYYYYYYYYY ̄



こんにちわ。ぼくデス。

なわけで、ぼく、
もともと小学生の頃から、やたらと
歴史や神社仏閣、仏像が好きだったナイスなお子様でしたガ、
とくに、深い「信仰心」というものは持っておりまセン。

なのですガ、透析の時間にヒマにあかせて
いろんなジャンルの本を読んでいマス。
で、たまたまツタヤで100円で売ってたって理由だけで買った
これを読みました。

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寂聴仏教塾  瀬戸内寂聴(集英社)

いわゆるカルチャークラブでやってる講演会みたいなやつを
一冊に起こしたものなノデ、とにかくわかりやすい。
これまで、人並みの常識&雑学程度に知っていた話でも、
読んでいるうちに、それに納得、合点という色合いが加わって
頼りない知識が、脳内で再構築され、鮮明になってくるカンジがちょっと快感。

もちろん、常日頃から「世界はぼくのために!」と思っているノデ、
そこで信心が生まれる訳でもないのですガ。( ꒪⌓꒪)


ところで、8万4千もあるといわれる「お経」は、
ひとつとして、お釈迦様自身が書かれたものはありまセン。

お経とは、お釈迦様の死後、その弟子たちが、
「お釈迦様はこう言っておられた(と聞きました)」(←え?また聞き!?)
というのを、後でまとめたものなわけですよ。
 

誰か、ぼくの、香ばしくゴージャスな言動も、
のちのちまとめて、後世に伝えてくれたらいいのになー。

ふと、そう思って、
みんながウンウンと共感し、しか長く後世に伝えられるような
そんな名言を残すことにしました。

心を無にして、悟りの境地で考えましたよ、ぼくは。

今日の日記は、それを最後に記してシメにしマス。





濡れた海パンの紐は ほどきにくい。



合掌。


 
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夏光

門限とストッキングと禁煙は、破るために存在していると、
うちのローマ法王が断言してマス。

こんにちわ。ぼくデス。

本日のBOOKは、
・夏光  乾ルカ(文春文庫)
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ホラーの女王降臨、なんてオビがついていたけど、そんなことはまったくない。
1作を除いてホラー感はなく、どちらかというと青春小説に近い印象。

め・くち・みみ・は・はなと、体の一部を題材にした、
異形の姿をしたもの(あるいは能力を持ったもの)と
関わりをもつことになった者たちの物語は、
残酷でいて寂しいというか…切なくて、そして力強いのデス。

少年たちの友情や、青年の純愛、戦争の悲惨さ、
生きるたくましさ。いろんなものが詰め込まれていマス。

ぼくは本来、ファンタジーものが好きではありまセン。
現実にはあり得ない能力をもつ人々や、漫画や映画のような設定は、
なんでもアリで、狡さ感がいなめないのデス。
魔法映画とか、ファンタジー映画とか。
そりゃなんでもアリですよ!ファンタジーですもん!現実じゃないですもん!
みたいな、あのフリーさ、狡さが嫌いなのデス。

しかしながらこの本は、引き込まれるように一気に最期まで読んでしまった。
そうせざるを得ないほど、著者の描く子供たちの持つ力や視線は
非常にリアルで冷徹なのデス。それが胸に突き刺さるのデス。

表題作の「夏光」は格別。

ラストにこのタイトルが2つの意味を持つとわかった時、
ちょっとだけ身震いしました。
そして泣きました。

重ねて書きますガ、
ぼくはファンタジーとかってジャンルが、あまり好きではありまセン。
なぜなら作り物だから。
そして、ぼくそのものがファンタジーだきゃら!!

ぼくという至高の存在こそがファンタジー!イェイ!
ぼくこそがファイナルファンタジー!イェイ!イェイ!

メテオ!
1
メテオ!!
2
メテオ!!!!
3

世界がぼくの言うこと聞けばいいのに!!(今年の目標)


本日の体重増加(なか1日 1.6kg)←ちっともファンタジーじゃない。

 
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終りみだれぬ

ブスは黙ってろ!って言ったとき、
大抵の女の子は黙るのに唯一とんでもないブスは騒ぎ始める。

こんにちわ。ぼくデス。

本日のBOOKは、
・終りみだれぬ 東郷隆(文春文庫)
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いわゆる時代小説の中でも、源平期を扱った作品は少ないのですガ、
これは、その時代のヒーロー=武将ではなく、
いわば脇役を題材にした4編を収録した短編集デス。

中でも、仏師・慶派にスポットを当てた「開眼」。
舞女との交情から、興福寺阿修羅像の中に仏像造りの極意を体得した運慶の話は
短編ながら、読み応えがあった。
これまでペアのように語られていた快慶との関係も面白い。

「開眼」のほかにも、
流刑の絵師が筆の技で豪族をうちまかす「絵師合戦」、
稚児上がりの鼓の名手がつまらぬ成り行きから、
木曽義仲討伐の総大将となっってしまった「鼓」などが収録。

全4編とも、独創的なストーリーの中に、ひょいと顔を出す
源頼朝、木曽義仲、後白河院といった有名どころが
わずかな出番ながらスターらしい彩りを添えているのもツボ。

ただ、傑作!名作!というところまで手放しで賞賛するには、
いまいちテンポが良くなかったのがちょい残念。
とはいえ、まるでそれが史実であったかのように錯覚してしまう
驚くべき史眼と各文献の分析の厚さはお見事。

決して大河ドラマにはならないけれども、
二時間もののスペドラでやってくれたら面白いだろうなー。
と思う短編集でした。

ところで、阿修羅像といえば
イケメン・美少年仏像と名高い興福寺の阿修羅像ですガ、
この仏さまに会いにいくといっつも思うんですケド、
夏目雅子に似てない??
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大江戸魔方陣/東京魔方陣

「バリヤ」が効くのは小学校低学年まで。

こんにちわ。ぼくデス。

本日のBOOKは、
・大江戸魔方陣 加門七海(河出文庫)
・東京魔方陣 加門七海(河出文庫)
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シリーズ前作の「平将門魔方陣」の、
平将門を祀った神社・首塚を線で結ぶと、
北斗七星の形になるという仮説がおもしろかったノデ、
続けざまに全シリーズ読んでみました。

徳川三百年を護った風水の謎を解く大江戸編と、
幕府崩壊以後、“都市計画”の名のもとに行われた新たな魔方陣の謎を解く東京編。

江戸結界の完成者、天海が仕掛けた江戸の呪術の数々や、
山手線は、何を封じるためにつくられたのか。
東京タワーと放送局に仕掛けられた新たな呪術など、ネタ満載w。

確かに、目のつけどころは面白いと思う。
過去の書籍・地図・地名はもとより、風水や方角など、
よく飽きずに調べているなぁと感心しマス。
ほー、そうなのかーと、納得することもしばしば。
でも、全シリーズ通して、手ぬるい。そして大袈裟

この本の本当に面白かったとこは、著者の
「思い込みの強さと強引さ、そして開き直り。」

そこそこ有名な神社仏閣に線を引けば、二等辺三角形っていくらでもできると思うのですが…
「この神社が形成する二等辺三角形こそが結界!」とドヤ顔。

よく調べている割には(というかそれがネックとなり)、
「自分に不都合な歴史的事実は無視!」

あげくの果てに、
(二等辺三角形の)ラインに乗らない神社仏閣は無視した!」
って自分で書いちゃってる!

ここらへんが本書の「肝」ではなく、ぼくの「ツボ」。

「なんかそんな気がする」
「そんな気がしてきた」
「きっとそう」
「絶対にそうだってば」
「ほーら、ご覧」
「ね、そーだったでしょ」
「それみたことか」
「すっごい!わたし、天才!イェーイ!」

この、著者の熱い想いが面白いのデス。

で、ふと考えたのですガ、
ここまでハマって、一気に3作続けて読んじゃったのはなぜか?

この、思い込みの強さと強引さ、そして開き直り。
まるでボク!!

あー、ツボはそこだったんだ。
ここまでの研究熱心さも、文才もある訳ではないけど、
たまにご自分でも泣けてしまう、
思い込みの強さと強引さ、そして開き直り。
なにも申し開きができない。アーモウ!アーモウ!

でも、それっていけないことなの?
いいじゃん!それが個性なんだから!
↑ハイ、開き直り炸裂!

まぁ、ともあれ、
風水とかオカルト好きにはたまらないシリーズではないかと(笑)
 
日常にちょこっとだけ、
新鮮な風を吹き込んでくれた一冊でした。
まるで、ぼくのように!!!
↑ハイ、思い込み炸裂!

 
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家族の言い訳

天然水で作ったカルピスに、水道水で作った氷をいれて飲んでマス。

こんにちわ。ぼくデス。

透析中は、飽きるほど時間もあることだしってことで、
最近は透析中に読書をしてマス。

で、折角なノデ、これまで読んだことのないジャンルや作家さんの作品を
これからは読むことにしょうと思い、
本屋に行っては、手当たり次第に本を漁っておりマス。
条件①読んだことのない作家の本
条件②タイトルが気にいった
基本はこの2点だけデス。
たまに、周知の作家の本も買いますガ。

今回はこれ。

家族の言い訳 森浩美(双葉文庫)
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森浩美ってどっかで見た名前だなあ?と思いながら最後まで読んで、
スマップの作詞家だった!と思い出した。
「SHAKE」とか「青いイナズマ」とか書いた人。

まず、とびらを開くと、
「言い訳をいちばん必要とするのは家族です」。

いきなり目と心に突き刺さりマス。

家族に悩まされ、家族に助けられている。
誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている。(解説)

とあるのだけど、「家族」を取り上げた短篇集が8本。
まぁ、よくできているわけですよ。

ぶっちゃけ、文章は平易。特筆すべきものはありまセン。
でも、無駄や飾りっけのない文体は読みやすく、
心理や状況の描写は決して洒脱ではなく、むしろ的確。
そのぶん、いちいち物語が心にしみるのデス。
なかなかのテクニック。

うわー、ぼく、上から目線! (←得意デス)

でも、泣けるのデス。
透析中、読みながらボロボロ泣きましたヨ、ボクは。
「ホタルの熱」「おかぁちゃんの口紅」「イブのクレヨン」はとくに。

小難しくも、文芸的でもなくても、
最後はホッとする読後感が良いものばかり。

ホッコリしました。
やっぱ、このテの話は好っきやわー。

なんていうか、家族にもっと優しく生きなければ、と思いました。 

 うわー、ぼく、いいヤツ!(のフリ)(←得意デス)
 
 
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プロフィール

ぴぃ