2020年07月
Day3 ー最も読み返す本ー
「自省録」 マルクス・アウレーリス著
五賢帝のひとり、マルクス・アウレーリスによる哲学書。
哲学というと、もうそれだけで脳の一部が、
拒否反応起こしそうですけど、
ごくごく簡単に言うとですね、
哲学とは「考えることを楽しんじゃう学問」なんですよね。
(一般生活に寄与しないので哲学者は無職が多いという説w)
道端の石ころを見つけて、
「この石は何でできているのか?」を考えるのが科学なら、
「この石は、なんでここにあるのか?」を考えるのが哲学。
(まぁ、ボクの思い込みですけど)
ボクがこの哲学書を繰り返し読むのは、
その時の自分の置かれている状況や心持ち、
さらには時代そのものの変化によって、
「心に刺さるポイントがどんどんと新しくなってくる」から。
難しいことはよくわからない。
だけど、「あ、これ」と、不意打ちを食らうような
文章に時々出会う。
これがボクにとっての、読書の醍醐味。
『あたかも一万年生きるかのように行動するな。
不可避のものが君の上にかかっている。
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ』
Day2 ー最も読んでほしい本ー
「輝くわが最晩年」 雫石 とみ 著
ボクのこれまでの人生で、いちばん衝撃の強かった一冊。
作者は極貧農家の出で、小学校卒業後すぐに肉体労働に従事。
上京後も、戦争で夫も三人の子供も失い、天涯孤独に。
その後も日雇い労働者でひとり生計を立て、40代で読み書きを覚え
文筆活動を開始。65歳でこの処女作を発表。
日雇い労働で蓄えた私財を使って「銀の雫文芸賞」を創設し、
自らは、91歳で亡くなるまで、六畳一間のアパートで
暮した彼女の生きてきた社会の底辺、孤独、そして強さ。
内容についてはここで書きませんが、
とにかくひとりでも多くの人に、
読んでほしい。そして知ってほしい。
この一冊を、そして雫石とみという作家のことを。
一生忘れらない一冊です。
こんにちわ、ぼくデス。
【7日間ブックチャレンジ】
【7日間ブックチャレンジ】
FBで回ってきました。
読書文化の普及に貢献するため、好きな本を1日1冊、
7日間投稿して、次の人にバトンをつなぐそうですが。
無責任お気楽貴族ですので、どこまでやるかは気分次第。
7日間、続けないかもしれまセン。
バトン回さないかもしれまセン。
先に謝っておきます。すんまセン。
(せめてものお詫びに韻を踏んでみまシタ)
本来はFB上でやるものなんだろうけど、
最近ブログのネタが何もないので、こっちで展開。
FBにもリンクしておきマス。
ちなみにボク、平均1~2日に1冊は読んでるので
最近ブログのネタが何もないので、こっちで展開。
FBにもリンクしておきマス。
ちなみにボク、平均1~2日に1冊は読んでるので
絞る為にテーマを決めました。ってわけで。
Day1 ー最も長く所持している本ー
「小さい魔女」 オトフリート・プロイスラー著
日本での初版は1965年。
なので、ボクの持っているのはおそらく第2版。
本当は小学校中学年~の児童書ですが、
ボク、ご幼少の頃からえらく本好きで、
すでに漢字が読めていたので、
小学校入学の時に叔母にこれをもらって以来、
ずっとお気に入りの一冊として
約45年間、ずっと手許においてありマス。
「大泥棒ホッツェンプロッツ」も同じ作者。
今思うと、小学校1年生で、
「ワルプルギスの夜」に憧れていたのは、
ちょっと自分でもひく。
「ワルプルギスの夜」に憧れていたのは、
ちょっと自分でもひく。
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