朝4:30起床。
お風呂はいって、着替えて、
5時40分にホテルを出て、タクシーで西本願寺へ。
6時からの朝のお勤め「晨朝(じんじょう)」へ向かいます。
今回の京都の目的は、ここからが本番なのデス。
1時間ほどで晨朝が終わりましたら、引き続き
ボクらは、「帰敬式(ききょうしき)」を受式するのです。
つまり、早い話が、
今回、ボクと母は「終活」の一環で、
ここ、浄土真宗の本山である西本願寺に
生前法名(戒名)をいただきに来たのデスヨ。
他の仏教では「戒名」といいますが、
浄土真宗には「戒律」がないので(ここ大事w)、
戒名とはいわず法名といいます。
戒名とはいわず法名といいます。
死んでから、お葬式の前にドタバタしながら、
法名(戒名)貰うの、イヤじゃないですか。
まして、自分が死んでから名前付けられても、
もう死んじゃってるんだから、本人わかんないじゃん?
なので、やはり生きてるうちに、貰って(知って)おきたいなぁと。
それと、ボクらが生まれた時に、
みんな、親から「名前」をもらったじゃないですか。
だから、お返しに、(死んだあとの)新しい名前は、
息子のボクから親(母)にプレゼントしたいなぁと、
なんとなく思ったわけです。
母の一生を表すような名前。
母がどんな人だったのか、思いを馳せられる名前。
そして、何十年と墓石に刻まれる名前。
半年くらい、考えに考えて決めて、
お世話になっているお寺のご住職にも相談し、
やっと、自分でも満足のいく名前ができました。
その名前を初夏に西本願寺に内願して、
今回、ついに帰敬式、という流れになったわけです。
さ、これで、ふたりとも、いつ死んでも大丈夫!
お寺さんどーするの!?
戒名って、相場はいくら!? 誰に頼むの!?
どっちが先に逝っても、
どちらかの遺体を前に、残された家族が、
少なくとも、こんな会話とドタバタだけは省略できます。
少なくとも、こんな会話とドタバタだけは省略できます。
ヤッタネ!
この後、ホテルへ帰って朝食をとり、
お昼前の新幹線でとっとと東京に帰ってきました。
受式記念に貰った式章と数珠と一緒に。