雨の日は雨を愛す。

人生、晴れの日ばかりじゃないから、雨の日は雨を楽しむ。感謝する。
2014年に透析ライフがはじまった、言うことだけは綺麗で一丁前なぼくの透析ブログなのデス。フフーン。

2017年09月

ファースト

29日の朝、なんか外が騒がしいなぁと思って窓から顔を出すと、
家の外が大変なことに。
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何?何?なにごと?


「みなさん朝からお待ちかねですよ」と婆やに言われて
庭に出ますと、
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うわー、みなさん勢ぞろい。

あぁ、思い出した。
今日はボクの誕生日でしたね。



な訳で、こんにちわ、ぼくデス。
お祝いメッセージを下さった方、ありがとうございまスタ。

みなさん、ちゃんと心得ているようで、
「○
○歳、オメデトー!」みたいな
具体的な数字を書き込む下品かつ下劣極まりない不心得者が
おひとりしかいなかったこと、大変嬉しく思いマス。

ワタクシの人徳と高潔さを称え、お祝いするこの日に、
(戸籍上の)年齢とか、そういう数字って無意味だと思うの。

実年齢も、肌年齢も、骨年齢も、精神年齢もみんな無意味!


ワタクシが!
このワタクシが、「28歳(風)」あるいは「28歳(風味)」といえば、
それを受け入れるしかないわけよ、世の中は。

そ・れ・が、流行りの「自分ファースト」

リセット!年齢なんかリセッット!



とは言っても、都民だけど
絶対こいつだけは支持しまセン。
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2017 日光

先日、
「そういえばこの夏はどこにも行かなかったね。」
とカミュ先生にチクリと言いましたら、

「あ!? てめぇが心臓の手術やら
 肋骨折ったりしてたからだろーが」

とブスリとやられ、
自分の流した血で真っ赤に染まりました。


こんにちわ、ぼくデス。


な訳で、やっと9月も半ばになって、たまにはちょこっと遠出しようかと、
一週間前に急遽決めたのが、日光。
ボク、30年ぶりデス。


でもって当日。
これまでカミュ先生と出かける時は決まって晴れなのデスガ、
今回はまさかの台風。
 
とはいうものの、日光東照宮・・・確かに立派な神社ではありますが、
ボクらの中では、これまでの寺社めぐりとは違い、
日光はあくまでも、「参拝」ではなく「観光」。
これまでのような自称「神ごと」ではないので
大雨だろうが、暴風だろうがどうでもいいのデス。
むしろ、人が少なくていいんじゃね?みたいなノリで。


30年ぶりの日光で何が驚いたって、あーた。
拝観料が1300円!! 高ケェェェェ。

京都だって300〜600円がいいとこでしょーが。

文句を言いつつも払う。
えぇ、払いますわよ、この雨の中来たんですもの。

大鳥居
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五重塔
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この五重塔の支柱となる心柱は、中で鎖によって
ぶら下がっていて、地面に接してないわけですが、
この構造がスカイツリーにも応用されているわけデス。
今だけ、中を見学できました(あ、ここは別料金w)

とにかく、金キラで溢れている東照宮。
手水場さえも、見て。ここに金キラ必要ですか?
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なんか、ここまで来ると、1300円の意味がわかってきた気が。

ここはやはり神社であって神社でなし。
ド観光地であり、いわば金キラテーマパーク。
よく言えば博物館。

なるほどこれなら1300円だわ。テーマパークだもん。

陽明門
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唐門
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豪華絢爛の建造物パーク、しっかり堪能して出てきました。
(信仰心がないわけでも、アンチ徳川でもないけど、
気がつけば東照宮では一切のお賽銭なし!という分かりやすい二人)www

そこから日光総本山・輪王寺へ参拝し、二荒山神社へ。

二荒山神社境内
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ここの境内の大黒殿には「まねき大国」の掛け軸がありまして、
大黒天は珍しく小槌を持っていませんガ、代わりに絵の前に置かれた
小槌
を自分で振ることで「福」を呼び込めるそうです。
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というわけで、小槌を振る先生。(真剣w)

二荒山神社の鳥居の前にあるのは、
先ほどの輪王寺の常行堂。

ここでは、常行三昧(じょうぎょうざんまい)という
仏様の周りを歩きながら念仏を唱える修業が行われていたので、
内陣は本尊の周りをグルッと回れる造りになっていマス。

ここのご本尊が美しいーっ。
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 常行堂の御本尊は、宝冠五智阿弥陀如来。
平安時代末期の仏像で、宝冠を頂き、クジャクに乗った姿デス。

孔雀に乗ってるというと、大抵は孔雀明王なのですが、
ここは阿弥陀如来が乗っています。
さらに周りには法・利・因・語の四菩薩が、それぞれもまた孔雀に乗っています。
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 内陣をグルグルと回って、参拝。

そして、ここにはもう一つ珍しい神様が。
「摩多羅神(またらじん)」
 
摩多羅神は、阿弥陀如来の守護神で、常行堂の後戸の神とされていマス。
後戸の神とは、お堂の背後の入口に構える神のことで、
この入口が本尊の真後ろにあることから、
後戸から入った悪いものから本尊を守るための護法神と言われていマス。

寺院である常行堂の内部に「朱塗りの鳥居」があり、
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この奥の金色の小殿に、秘められた摩多羅神がおられます。
それは東照宮が建立される以前から日光山に鎮座していたというから
およそ1000年以上前の話デス。

しかし、この1000年間、この秘仏(秘神?)である摩多羅神の
お姿を見た人は、ただの一人もいないとのこと。

うーん、ゾクゾクする。

しっかし、よくもまぁ、1000年の間、
こっそり見ちゃおう!みたいな人が現れなかったものだ。
ボク何かの機会があったら、絶対こっそり中を見ちゃう派なんですけどー。

 
なんだかんだ文句を言いつつも、結構日光を楽しんじゃった。
山そのものが日光ニ社一寺なので、坂道やら石段やらで
普段歩きなれてないせいで、足パンパンですけど。


そういえば、鬼怒川温泉って泊まったことないんだよね。
今度、行ってみよっかな。


 

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師匠

甥っ子がこの夏、自由研究のネタに困っていたノデ、
頼り甲斐のあるスーパーオジさんであるボクとしましては、

「朝顔は全く水をあげないと
 何日で枯れるか?」


というドSな自由研究を提案したのデスガ、真顔で却下されまシタ。

こんにちわ、ぼくデス。



な訳で、春に出雲大社へ行ったときのことですが、
宿泊地の玉造温泉で、小さな観光案内所に行ったときに、
こんなものを見つけました。
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これ、地元の90歳のおばあさんが作ったそうデス。チラシで。

へぇ〜、これは見事なものですね〜。と言うと、
持って帰っていいよ、オバァさんも喜ぶから。と言うので
ありがたくもらってきたのデスガ。

あれから数ヶ月。
相変わらず会社でヒマな時間にちょこちょこ手慰みをしていたボクなのデスガ、
最近は、刺し子も切り絵も飽きてきたところなので、
これを思い出して、
90歳のおバァさんにできるのであれば、ボクにもできるはずー!と。

一週間、ひたすらチラシを8×4㎝の長方形に切っては、
三角のユニットを折り続けましたの。

で、作ってみたのがコレ。

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鶴3

鶴4


いろいろ手探りでバリエーションを変えて作ってみたのだけど、
うーん。なんだろ?

色合いもフォルムも、90歳に勝ててない気がする。
いや、絶対的に向こうの方が全てにおいて、味があるし、完成度も高い。

これが付け焼刃と熟練者の違いなのね。

かといって、ボク、これを極めるつもりもなければ、
60歳まで作るつもりもないからいいんだけど。時間だけ潰せれば。

にしても、なんだろ、最近のボク。
女子力でも趣味力でも手芸力でもなく、この
「老人ホームで趣味に生きるおバァさん力」みたいなー。


俳句とか始めちゃうのも時間の問題かも(笑)



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ぴぃ