夕飯が済みますと、お膳を下げにきてくださり、
そのままお布団を敷いてくれます。

ちなみに、宿坊ですので、働いている方は皆、お坊さん、
もしくは修行中の学生さんデス。
なにをやるにも丁寧でキビキビしてて、とても気持ちがいいです。

で、この恵光院では、夕食後、午後7時過ぎから
お坊さんと夜の奥ノ院へ弘法大師に参拝に行くという、
「奥ノ院ナイトツアー」というのが大人気でありまして、
ボクらも事前に申し込んでおいたのですガ、

高野山はとにかく外国人観光客、それもとくに欧州系の方々に大人気でありまして、
街を歩いていても、外人ばっか。
恵光院でも、宿泊客は、日本人はボクら2人を含めてたったの4人。
あとの30人くらいは全員外国人でした。
なので、お坊さんたちもとて上手に英語を話されます。

この日のナイトツアーのガイドも、
外国人グループと、日本人グループに分けて行われました。

氷点下の夜7時15分、ガイド役のお坊さんの懐中電灯ひとつで出発デス。
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(イメージ) 
 
午前中にお詣りした奥ノ院参道も、夜はまったく違う顔。
参道脇の石燈籠に灯りがともり、奥へ奥へと続いています。
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石燈籠の窓は月。
「人の心は月と同じで様々な形を見せる」という空海の教えに沿っています。
月と逆の面に彫られているのは真ん丸の窓。これは太陽です。
道すがら、お坊さんが
空海の話や何度造り直しても壊れてしまう供養塔の話など、
いろいろな話を聞かせてくれます。

そして奥ノ院の最奥、空海のいる御廟の前につくと、
お坊さんと一緒に手を合わせ般若心経を唱えます。

このあと一ノ橋まで戻り、ナイトツアーは終了。
ここからの帰りは各自で自由に戻ります。

折角だからと、ずっと奥の御廟を背に
先生の写真を撮ろうとすると、デジカメのシャッターがおりない。

ん?と思って、カメラを別の方向にむけて撮ると普通に撮れる。

ではもう一回、とまた御廟にカメラを向けるとシャッターが動かない。

で、カメラを横にずらすとまた普通に撮れる。

こんなことが数回続き、
先生も「撮られたくないんだろう。やめとこう」というので
ここで撮影も終了。

でも、不思議と怖くはないです。
こんな2万基のお墓に囲まれていても、朝も夜も
なにも怖さも感じないのは、さすが高野山としか言いようがない。

宿坊に帰ってから、部屋で先生とゆっくり写経を体験してから就寝。
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朝は6時から本堂で朝のお勤めに参加したあと、
隣の不動堂で護摩焚きも体験。
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もちろん氷点下。池もバリバリに凍ってマス。

朝ご飯はシンプル。
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夕方から透析があるので、
朝食をいただいたあとは、そのまま新大阪経由で帰京。

伊勢と高野山。
なかなか濃い三日間でありました。

楽しかった。