んま──っ!いい天気!快晴じゃん!
って中、朝7時20分 東京発のかがやきで金沢へ向います。
先生と金沢に行くのは3回目、5年ぶりデス。
その時はまだ、北陸新幹線がなかったノデ、
先生にとっては初北陸新幹線なのですが、
いつもの如く、10分でお弁当を完食したあと、いきなり爆睡。
まぁ、今のうちに好きなだけ寝るがいいさ。
今回の旅では、先生にひと肌脱いでいただくわけですから。
そして2時間半後、あっという間に金沢着。
さぁ、先生、ここから出番ですよ。
実は今回の旅の目的は、
能登一の宮である「氣多大社(けたたいしゃ)」へ参拝することなのですが、
この気多大社、羽咋市(はくいし)にあるのですが、
電車もバスもすごく少なくて、うまいこと時間の調整ができないのですよ。
ボク、こう見えて、実はすごく綿密に計画する質でして、
毎回、タイムテーブルなんかも作っちゃうわけです。
ま、簡単に言うと、遠足の「旅のしおり」的な(笑)
事前にそれを作ってる段階で、これはもう無理だと。
で、先生に直談判。
「車、運転して。」
「前後の予定やら、なにやらを考えると、
これはもう金沢でレンタカーを借りて、車で移動する他はないのデスよ!」
先生とつるんで、あちこち旅行へ行ったりするようになって
丸8年たちますが、一度も車を運転してもらったことありまセン。
これまですべて、公共の乗り物だけを利用していたのですが、
さすがに今回はギブアップ。
なわけで、金沢駅前で車を借りてレッツゴー。
金沢市内から氣多大社まではほぼ一直線。
金沢と能登半島を直結する、のと里山海道をひたすら直進します。
北陸!日本海!とは思えないこの陽気(というか暑さ!!!)
その途中にあるのが「千里浜なぎさドライブウェイ」。
ここは日本で唯一、普通の車で走ることができる砂浜なのデス。
ここは日本で唯一、普通の車で走ることができる砂浜なのデス。
海をすぐ横目に、颯爽と走るレンタカー。
しかも、乗ってるのが、
風にたなびかせる長さの髪もない、オッサン2人。
おまけに、ボクが持ってきたCDから流れてきたのは、
「ちあきなおみ」!
山下達郎とかそういうのも入ってるのに、
なぎさドライブウェイを走りはじめた途端に、ちあきなおみ。
「・・・台無し」。
横目でボクを睨む先生。
なに?これ、ボクが悪いの???えぇぇぇぇぇぇぇ?
とか言ってるうちに、金沢を出て約1時間。
氣多大社に到着です。
鳥居。
神門には案内の巫女さんがいます。
拝殿。本殿はこの奥にあります。
境内の裏手には原生林の社叢がひろがっており、
「入(はい)らずの森」として立ち入り禁止になっています。
国の天然記念物にも指定されている原生林デス。
気が多いと書いて「氣多大社」。
とくに、入らずの森からは自然の気がドッと大量に
あふれてくるような気はしマス。
気がするだけデス。
くらくらしマス。
これはたぶん、暑さのせい。
台風後のフェーン現象とかで、すでに37度超えてるヨ。
あぁ、夏の空。