「ねぇ、どうして礼拝中は静かにしていなくちゃいけないの?」
「それはね、みんな寝ているからだよ。」

こんにちわ、ぼくデス。


なわけで、保存期の回顧録の続き。

透析導入を少しでも遅らせるのに効果的なのが、
保存期における食事療法。

基本は3つ。
①蛋白質制限
②塩分制限
③カロリー摂取 デス。

働きの低下した腎臓の負担を減らし、
進行を少しでも遅らせるためには、蛋白質は摂り過ぎないようにしなければなりまセン。

日本人が1日に摂取する蛋白質の量は平均約80g~85g。
これが慢性腎不全になると、蛋白摂取量基準は、
0.6g~0.7g×標準体重となりマス。

つまり、身長170cmの場合
標準体重は、1.7(身長をmで)×1.6×22=約60kg
これに、0.6をかけて、
60×0.7=36g が蛋白摂取量となりマス。

ボクは標準よりもかなーり体重があるノデ、
標準泰淳とかは完全無視して、ただ体重に0.6をかけて、
50gに設定。

次に塩分制限。
そもそも塩分の摂りすぎは高血圧になりマスので、健康な人も要注意。
日本人は大体1日10gの塩分を摂取してますガ、これは多すぎ。
健康な人でも1日6gが目安デス。

とくに腎臓を悪くしてると、高血圧は腎臓を傷め、腎不全を進行させてしまうノデ、
この1日6gを守るようにしマス。

そしてカロリー摂取。
これが面倒。
痩せるだけなら、単に摂取カロリーを下げればいいだけなのですガ、
(そもそもそれが出来ない女性の多いことといったら!!)
実は、上の「蛋白質制限」をしてますと、摂取カロリーも自ずと低くなるのですが、
これはいけない。
蛋白質を抑えた食事制限をしているときに、カロリー(エネルギー量)が不足すると、
逆に、体を作っている蛋白質が壊され、老廃物が増えることになりマス。

つまり、
蛋白質を摂りすぎないようにしながら、
カロリーはしっかり(といっても標準くらいまで)摂らなければならない。

この栄養値のパラドックス。アーウー。

で、ここで、活躍するのが、
ダイエットには大敵といわれている、
お砂糖や油なのデス。

砂糖や油そのものには、カロリーはあっても、
塩分と蛋白質はない。ヤッタネ!


というわけで、
食品成分本と秤、計算機を手に、
献立つくりに挑戦することにいたしまシタ。

続く。



 よかったらクリックお願いしマス。↓

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 病気ブログ 人工透析へ
にほんブログ村