一昨年、去年と、二年続けて
心臓のステント手術を受けたのですが、

まぁ、ボクの類まれな高貴な香りに、また触れたかったのか、
それともノーブルなボクが入院していることが
病院のイメージアップにつながるのか、

とにかくですね。またお呼ばれしましたのですよ。
病院に。

えぇ、これで3回目。


こんにちわ、ぼくデス。

 

ってことで、もうこちらも慣れたものですから、
入院に必要な荷物は最小限。
剃毛さえも自宅で済ませ、入院翌日には
なにひとつ滞りもなく朝イチで in the 手術室からの、ICU.

完璧。

自ら、手術台に乗っかり、頭と腰の位置を動かし、
ボク 「こんな感じでいいですかね?」
Dr.  「さすがだねー。わかってるぅ(笑)」

ボク 「先生、あんまりいっぱいステントいれないでくださいね」
Dr.  「フルメタル、気にしてるの?」
ボク 「あんまし金属入れると、体重増えそうだきゃら」
Dr.&ボク  「ないない(笑)」

なんて、手術室での会話も弾みながら、終了。

ちなみに、ステントとは狭窄した心臓の血管の保持のための
ステンレスの筒状の金属のことで、
心臓の血管の内壁増強補修をするものデス。
wire

で、このステントをいっぱいいれてる心臓、
つまり金属で心臓を囲まれている患者さんのことを
循環器科のドクターの間では、
「フルメタルジャケット」とひそかに呼んでいるのデス。

20本以上入れている強者も中にはいるそうデスよ。



で、ですね、
今回から心臓の薬が変わりまして、
心不全のための薬なのですが、
これ、β受容体遮断作用によって、心拍数を抑える薬なんですわ。

心拍数(鼓動)が抑えられるっつーことは、
血圧もさらに低くなるわけでありまって、
常時血圧が80/58とか、ホント、毎日フラフラで生きてるのであります。
どうにかなんないのかしら、これ。
まっすぐ歩けない・・・・。


にしても、改めて思うのですガ。
薬というか、科学とはすごいものですね。
こんな小さな一粒が、心臓の拍動さえも抑えてしまうのですから。

心臓の拍動の数と、寿命って比例してて
心拍数が多い生き物ほど短命、と聞きますが、
さて、ボクの場合はどうなんでしょ。

img_index01_figure heartage


普通に心拍100とか、しょっちゅう超えるし(汗)