Day3 ー最も読み返す本ー
「自省録」 マルクス・アウレーリス著
五賢帝のひとり、マルクス・アウレーリスによる哲学書。
哲学というと、もうそれだけで脳の一部が、
拒否反応起こしそうですけど、
ごくごく簡単に言うとですね、
哲学とは「考えることを楽しんじゃう学問」なんですよね。
(一般生活に寄与しないので哲学者は無職が多いという説w)
道端の石ころを見つけて、
「この石は何でできているのか?」を考えるのが科学なら、
「この石は、なんでここにあるのか?」を考えるのが哲学。
(まぁ、ボクの思い込みですけど)
ボクがこの哲学書を繰り返し読むのは、
その時の自分の置かれている状況や心持ち、
さらには時代そのものの変化によって、
「心に刺さるポイントがどんどんと新しくなってくる」から。
難しいことはよくわからない。
だけど、「あ、これ」と、不意打ちを食らうような
文章に時々出会う。
これがボクにとっての、読書の醍醐味。
『あたかも一万年生きるかのように行動するな。
不可避のものが君の上にかかっている。
生きているうちに、許されている間に、善き人たれ』